
ランニングパフォーマンススコアの目的は、直近のランニングで測定したVO2MAXと42日間の平均VO2MAX測定値を比較することです。ランニングパフォーマンスは、総合的なフィットネスを測定するのではなく、単発のランニングのパフォーマンスを表します。このスコアは、平均的なランニングのスピード(ペース)と比較して、直近のランニングのスピード(ペース)に高い相関があります。また、これは短期的、急性的な測定であり、方程式(今日のVO2MAX/42日間の平均VO2MAX = ランニングパフォーマンス)として考えることもできます。
ここでは、Running Performanceのスコアについて、重要な情報をお伝えします。
- 2分以上の定常的なランニングデータが必要で、この2分間のインターバルが1つのデータポイントとしてカウントされます。例えば、1分間のインターバルと1.5分間の休息は有効なデータポイントとしてカウントされません。
- ランニングパフォーマンススコアの正確性を確保するために、「無効なデータ」フィルターが設けられています。このフィルターは、1分間の心拍数の変化が±10拍以内であり、ペースの変化が1.08km/h(0.671mph)を超えないことを確認するために測定されます。上記より大きな変動のあるデータは正確な測定が困難なため、除外することにしました。
- 最大心拍数の70~90%の範囲にかなりの時間を費やしたランのみ、有効なデータとしてカウントします。この範囲より高いまたは低い心拍数は、ランニングパフォーマンス(および関連する)指標を推定する際にはるかに高いエラーマージンを作成します。
- ランニングパフォーマンスアルゴリズムは、ランの最初の10~40分のランニングデータのみをカウントします。その理由は、ランの後半(40分以上)では、パフォーマンスや推定能力に影響を与える要因が多くなるためです。これらの不確定要素を排除したいため、最初の10~40分のみを評価対象としています。
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